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4つの質問に答えるだけで、デュタステリドの相談に進みやすいかどうかの目安がわかります。
AGA治療の選択肢を調べていると、「フィナステリドで効果が物足りない場合はデュタステリド」という説明を見かけることがあります。
名前は似ていますが、何がどう違うのかは分かりにくいものです。
デュタステリドは、AGA(男性型脱毛症)の原因物質であるDHTの生成を、フィナステリドより広い範囲で抑えるとされる成分です。
国内で医薬品として承認されており、先発品「ザガーロ」のほか、国内メーカーのジェネリック医薬品(後発品)も流通しています。
この記事では、デュタステリドの作用の仕組み、国内臨床試験で報告されている毛髪数の変化やフィナステリドとの比較データ、効果が出るまでの期間、副作用の発現率まで、成分そのものについて解説します。
- デュタステリドがAGAの進行を抑えるとされる仕組み
- 国内臨床試験における毛髪数の変化と、フィナステリドとの比較データ
- 先発品ザガーロとジェネリック医薬品、前立腺肥大症薬「アボルブ」との違い
- 効果を実感できるまでの期間の目安
- 報告されている副作用の発現率と、使用できない人の条件
- フィナステリド・ミノキシジルとの違い、やめるとどうなるか
AGA治療は公的医療保険が適用されない自由診療です。この記事で紹介する内容は一般的な情報です。実際に処方される薬剤やプランは、医師の診察によって決まります。
デュタステリドとは

デュタステリドは、もともと前立腺肥大症の治療薬として開発された成分で、国内では「アボルブカプセル」として2009年に承認されました。
その後AGA治療薬としての効果が確認され、2015年に「ザガーロカプセル」として承認、その後は国内メーカーのジェネリック医薬品(ザガーロジェネリック)も流通しています。
アボルブとザガーロは有効成分が同じデュタステリドですが、承認されている効能・効果が異なり、AGA治療にはザガーロ(またはそのジェネリック)が処方されるのが一般的です。
いずれも医師の処方が必要な薬剤で、市販(ドラッグストア等)での購入はできません。

ひとことで言うと「フィナステリドと同じ狙いで、DHTを抑える範囲がより広いタイプの薬」というイメージです。範囲が広い分、効果の感じ方や副作用の出方にも個人差が大きくなります。
| 項目 | デュタステリド |
|---|---|
| 国内承認 | 承認あり(医薬品・処方箋が必要) |
| 代表的な製品 | ザガーロ(先発品・AGA用)、ザガーロジェネリック、アボルブ(前立腺肥大症用・同一成分) |
| 剤形 | カプセル(内服・0.1mg/0.5mgの2規格) |
| 用法 | 1日1回1カプセルを継続して服用 |
| 対象 | 成人男性のみ(女性・小児は対象外) |
デュタステリドがAGAに効果があるとされる仕組み
デュタステリドは、フィナステリドと同じ「5α還元酵素阻害薬」に分類される成分です。
体内の5α還元酵素の働きを阻害し、男性ホルモンのテストステロンが、AGAの主な原因とされるDHT(ジヒドロテストステロン)に変わるのを抑えます。
5α還元酵素にはⅠ型とⅡ型があり、フィナステリドが主にⅡ型を阻害するのに対し、デュタステリドはⅠ型・Ⅱ型の両方を阻害します。
詳しい仕組みはDHT(ジヒドロテストステロン)とは?AGAの原因になる仕組みと抑える方法で解説しています。
添付文書によると、AGA患者にデュタステリドを24週間投与した国際共同試験では、血清中のDHT濃度がベースラインから0.1mg群で83.6%、0.5mg群で90.9%減少したと報告されています。
なお、デュタステリドはDHTの生成を抑えて進行を抑制する薬で、血管を拡張して発毛を後押しするミノキシジルとは仕組みが異なります。
ミノキシジルの解説やクリニック比較はミノキシジルの通販でおすすめのオンラインクリニック10院でまとめています。
フィナステリドとデュタステリドの違い|どっちがいい?効果の比較(国内臨床試験データ)
2つの薬の違いは、DHTを作る酵素のどこまでを抑えるかです。
どちらが合うかは薄毛の状態を見て医師と決めるもので、デュタステリドのほうが必ずよい、というものではありません。
デュタステリドの添付文書には、フィナステリドと直接比較した国際共同試験のデータが掲載されています。
男性型脱毛症の患者917例(日本人200例を含む)を対象に、デュタステリド(0.02mg・0.1mg・0.5mg)、フィナステリド1mg、プラセボを24週間投与し、頭頂部の毛髪数の変化を比較したものです。
| 投与群 | 24週時の毛髪数変化(本) |
|---|---|
| プラセボ | -4.9 |
| デュタステリド0.02mg | +17.1 |
| デュタステリド0.1mg(承認用量) | +63.0 |
| デュタステリド0.5mg(承認用量) | +89.6 |
| フィナステリド1mg | +56.5 |
この試験では、デュタステリド0.5mgはフィナステリド1mgに対して統計的に優越性が示され(差33.0本、p=0.003)、デュタステリド0.1mgはフィナステリド1mgに対して非劣性が示されました。これは1つの臨床試験の結果であり、実際の効果の現れ方には個人差があります。
薬剤の比較は事実の紹介であり、フィナステリドからの切り替えをすすめるものではありません。
国内で行われた別の長期投与試験(120例・0.5mg・52週間)では、毛髪数は52週時点で68.1本の増加が報告されています。
フィナステリドから切り替えを相談する人が多い場面
実際に相談が多いのは、次のような場面です。
どの薬を使うかを決めるのは医師なので、相談のきっかけとして読んでください。
- 半年以上続けたうえで、変化を感じにくいと思ったとき
- 副作用の感じ方が気になり、薬を続けるか迷っているとき
- 通院や費用の都合で、治療の内容を見直したいとき
日本皮膚科学会のガイドライン(2017年版)では、どちらの内服も推奨度Aです。
男性型脱毛症に対して、フィナステリドの内服もデュタステリドの内服も同じ推奨度とされています。
どちらか一方だけがすすめられている、という関係ではありません。
自分で薬を変えたり、飲む量を変えたりしないでください。
気になることが出てきたら、処方を受けた医師に伝えて相談してください。
ザガーロ・ジェネリック・アボルブの違い


ザガーロ(先発品)
ザガーロは、デュタステリドを有効成分とするAGA治療薬の先発医薬品で、2015年に国内承認され長期間の使用実績があります。
開発・製造元による品質管理のもとで供給されています。
ザガーロジェネリック(後発品)
ザガーロジェネリックは、特許満了後に国内メーカーが製造・販売する薬剤で、有効成分(デュタステリド)は先発品と同じです。
先発品より価格が抑えられている傾向があり、オンラインクリニックの多くが取り扱っています。料金はクリニックにより異なるため、デュタステリドの通販でおすすめのオンラインクリニック8院で比較しています。
アボルブとの違い
アボルブも有効成分はデュタステリドですが、前立腺肥大症治療薬として2009年に承認された製品で、AGA(薄毛)を目的とした承認は受けていません。



AGA治療が目的なら、通常はザガーロ(またはそのジェネリック)が処方されます。どちらになるかは、受診するクリニックや診察内容によります。
デュタステリドの値段|クリニック別の月額と1年の総額(先発品・ジェネリック・国内承認品・海外製)
1年続けた場合の総額を公式に出している院で見ると、37,400円〜78,000円です(税込)。
総額を出していない院もあるため、その場合は月額×12か月に診察料と血液検査代を足して考えてください。
同じデュタステリドでも、先発品(ザガーロ)・国内のジェネリック・海外製で金額が変わります。
表は、扱っている品ごとに1行にしています。
「国内未承認」と書いた品は、国内で承認されていない海外製です。
確認しておきたい4点は、次の章の「国内で承認されていない品を選ぶときに確認する4点」にまとめています。
| クリニック | 品の種類と規格 | 1か月分 | まとめ処方の月あたり | 1年の総額 |
|---|---|---|---|---|
| DMMオンラインクリニック | デュタステリド0.6mg ※国内未承認 | 5,390円 | 3,117円〜4,840円 (1〜12か月ごと) | 37,400円 |
| レバクリ | 海外製デュタステリド ※国内未承認・亜鉛配合 規格の記載なし | 5,500円 | 2,856円〜4,950円 (1〜24か月) | 37,587円 |
| 湘南AGAクリニック | デュタステリド錠 種類・規格の記載なし | 6,500円 | 5,395円〜6,500円 (3か月・12か月) | 78,000円 |
| クリニックフォア | 国内後発品 規格の記載なし | 6,919円 ※1か月ごと定期 | 4,497円 (12か月まとめて定期) | 記載なし |
| デジタルクリニック | デュタステリド0.5mg 種類の記載なし | 6,919円 | 5,881円〜6,573円 (3〜12か月) | 70,574円 |
| イースト駅前クリニック | ザガーロジェネリック 0.5mg・30錠(国内後発品) | 6,930円 | 6,233円〜6,563円 (3〜6か月) | 記載なし ※12か月プランなし |
| ゴリラクリニック | デュタステリド0.5mg (国内承認薬) | 7,000円 | 記載なし | 記載なし |
| レバクリ | 国内製デュタステリド 規格の記載なし | 7,150円 | 4,071円〜6,435円 (1〜12か月) | 48,863円 |
| DMMオンラインクリニック | 国内製デュタステリド0.5mg | 7,700円 | 5,408円〜6,820円 (1〜12か月ごと) | 64,900円 |
| AGAヘアクリニック | DUTA 種類・規格の記載なし | 8,000円 オンライン7,200円 | 記載なし | 記載なし |
| Oops HAIR | デュタステリド0.5mg (国内承認薬) | 8,250円〜9,075円 | 5,478円 (6・12か月ごと) | 記載なし |
| イースト駅前クリニック | ザガーロ(先発品) 0.5mg・30錠 | 9,500円 ※税抜表記 | 記載なし | 記載なし |
| 湘南AGAクリニック | ザガーロ カプセル (国内承認薬・規格の記載なし) | 初回5,300円 2回目以降9,500円 | 記載なし | 記載なし |
| AGAスキンクリニック | ザガーロ(30錠) 規格はmg表記なし | 初回5,300円 2回目以降10,450円 | 記載なし | 記載なし |
| クリニックフォア | 国内先発品(ザガーロ) 規格の記載なし | 10,846円 ※1か月定期配送 | 記載なし | 記載なし |
| DMMオンラインクリニック | 国内製ザガーロ0.5mg (先発品) | 12,650円 | 10,670円 (1か月ごと定期のみ) | 記載なし |
| AGAスキンクリニック | Rebirth タブレットD ※国内未承認(韓国製) 規格の記載なし | 14,000円 ※6か月未満のとき | 9,800円〜11,900円 (6か月以上・12か月以上) | 記載なし |
表は1か月分の料金が安い順に並べています。
まとめ処方の欄は、そのまとめ月数の中でいちばん低い月あたりと高い月あたりを並べたものです。
| クリニック | 初診料 | 再診料 | 送料 | 血液検査代 |
|---|---|---|---|---|
| DMMオンラインクリニック | 0円 | 0円 | 550円 | 記載なし |
| レバクリ | 無料 | 無料 | 550円 定期6・12・24か月ごとは1,100円 | 記載なし |
| クリニックフォア | 0円 ※薬が処方される場合 | 0円 | 550円 | 金額の記載なし |
| デジタルクリニック | 1,650円 | 0円 | 550円 クール便1,100円 | 記載なし |
| Oops HAIR | 無料 | 無料 | 550円 ※別ページに500円の表記もあり | 記載なし |
| イースト駅前クリニック | 0円 | 記載なし | 1,100円 初診で薬代1万円以上は無料 | 記載なし |
| 湘南AGAクリニック | 0円 ※薬を処方する場合 | 0円 | 1万円以上は無料 1万円未満1,000円 | 3,870円 |
| AGAスキンクリニック | 0円 | 0円 | 記載なし | 0円 |
| AGAヘアクリニック | 無料 | 無料 | 520円 | 一般検査 来院3,000円 採血キット5,000円 |
| ゴリラクリニック | 無料 | 無料 | 記載なし | 3,800円 ※処方が初めての場合に必要 |
- 料金は2026年9月28日に各院の公式料金ページで確認した目安です。変わることがあるので、申し込む前に各公式サイトで確認してください
- セールや初回限定の価格は載せていません。「初回◯円/2回目以降◯円」は通常の料金表に並んでいるものだけを載せています
- Oops HAIRの定額配送の金額には、公式サイトにコード入力が条件と書かれています
- ミノキシジル内服などとのセットプランの金額は、この表には入れていません
通販(個人輸入)で買うのをすすめない理由
デュタステリドは、通販サイト(個人輸入代行)でも見かけます。
ただし、この記事では通販での購入はおすすめしません。
理由は、厚生労働省が医薬品等を海外から購入しようとされる方へで挙げている点にあります。
- 医師の診察・処方・経過観察が必要な薬を受診せずに使うと、安全性が著しく損なわれるとされています
- 個人輸入した医薬品による健康被害は、医薬品副作用被害救済制度の対象になりません
- 正規のメーカー品を偽った偽造製品の可能性があるとされています
デュタステリドは女性と小児が服用できない薬で、血液検査が必要な院もあります。
価格の差よりも、診察を受けて処方されるかどうかの差のほうが大きい薬です。
0.5mgと0.6mgの違い|国内承認品と海外製、クリニックで選ぶときの確認点
料金表を見ると、0.5mgと0.6mgの2つが出てきます。
この違いは効き方の話ではなく、国内で承認されている品かどうかの違いです。
国内で承認されている規格
ザガーロの添付文書の用法及び用量は、0.1mgを1日1回、必要に応じて0.5mgを1日1回と書かれています。
つまり国内で承認されている規格は0.1mgと0.5mgです。
国内のジェネリック(デュタステリド錠)も、この範囲で処方されます。
AGA治療で使われるのは0.5mgが中心です。
0.6mgなど、国内で承認されていない規格が出てくる理由
0.6mgは、海外で作られた製品にある規格です。
国内では承認されていないため、扱っている院は医師が個人輸入の手続きをして処方しています。
中身が国内承認品と同じとは限りません。
レバクリは海外製のデュタステリドについて「有効成分のデュタステリドに亜鉛が配合されています」と公式に書いています。
あわせて「国内承認薬と完全同一成分ではありません」とも書かれています。
数字が大きいほうが効く、という意味ではありません。
0.6mgと0.5mgを比べた効果のデータは、公的な資料では確認できません。
国内で承認されていない品を選ぶときに確認する4点
海外製を選ぶ場合に、確認しておきたい点が4つあります。
| 確認すること | 内容 |
|---|---|
| 未承認医薬品である旨 | 0.6mgや海外製のデュタステリドは、日本で承認されていません。表に「国内未承認」と書いた品がこれにあたります |
| 入手経路 | 扱っている院は、医師が個人輸入の手続きをして処方しています。製造元まで公表している院もあり、AGAスキンクリニックはRebirthについて韓国の製薬会社で製造されたものを個人輸入していると公式に書いています |
| 国内で承認されている医薬品の有無 | 同じデュタステリドで、国内承認の先発品(ザガーロ)とジェネリックがあります。0.1mg・0.5mgが承認されている規格です |
| 諸外国での安全性等に係る情報 | 海外で承認されている製品もありますが、承認の内容は国ごとに違います。レバクリは海外製について、米国FDAで承認されている一方で国内承認薬とは異なる点があると公式に書いています |
海外製にした場合も、国内承認品にした場合も、医師の診察を受けて処方されることが前提です。
気になる点は申し込む前にカウンセリングで確認してください。
院ごとに扱っている規格と製造元
規格を公式に書いている院と、書いていない院があります。
上の料金表の「品の種類と規格」の欄が、公式に確認できた内容です。
- 規格を書いている院:DMMオンラインクリニック(0.6mg・0.5mg)、イースト駅前クリニック(0.5mg)、Oops HAIR(0.5mg)、デジタルクリニック(0.5mg)、ゴリラクリニック(0.5mg)
- 製造元を書いている院:Oops HAIR(富士製薬工業・富士化学工業)、AGAスキンクリニック(Rebirthは韓国の製薬会社)
- 規格を書いていない院:湘南AGAクリニック、AGAスキンクリニック、AGAヘアクリニック、レバクリ、クリニックフォア
規格が書かれていない場合は、カウンセリングで何mgかを聞いておくと比べやすくなります。
途中で国内承認品と海外製を切り替えられるか
切り替えの決まりは、公式サイトに書かれていない院がほとんどです。
まとめ処方を申し込んだあとの変更や返金の扱いも院によって違います。
長く続ける前提の薬なので、次の2つはカウンセリングで確認しておくと安心です。
途中で品を変えられるか、まとめ処方を途中でやめられるかです。



迷ったときは、まず国内で承認されている品で始めて、医師と相談しながら決めていく形が分かりやすいです。どちらにするかは診察のうえで決まります。
効果を実感できるまでの期間の目安
髪には「成長期→退行期→休止期」というヘアサイクルがあり、デュタステリドの働きが実感できるまでには時間がかかります。
フィナステリドと同様、最低でも6ヶ月程度の継続服用が目安です。ヘアサイクルの仕組みはヘアサイクル(毛周期)とは?毛根の仕組みと薄毛が進むメカニズムで解説しています。
服用開始から1〜2ヶ月ほどで、一時的に抜け毛が増える「初期脱毛」が起こることがあります。
弱った髪が新しい成長期の髪に押し出される過程で起きるとされ、多くは一時的なものです。脱毛が長く続く・不安がある場合は、自己判断で中止せず医師に相談してください。



デュタステリドは体内にとどまる期間もフィナステリドより長いとされています。効果だけでなく、やめた後の変化もゆっくり現れやすい薬という点を覚えておくと安心です。
デュタステリドの飲み方|1日の服用量、飲み忘れたとき、週1や2日に1回にしてよいか
飲む量と回数は、添付文書で決まっています。
先に結論を書くと、1日1回で、間隔を自分で空ける飲み方はすすめられません。
1日の服用量と回数
ザガーロの添付文書の用法及び用量は、次のように書かれています。
男性成人には、通常、デュタステリドとして0.1mgを1日1回経口投与する。なお、必要に応じて0.5mgを1日1回経口投与する。
ザガーロカプセル0.1mg・0.5mg 添付文書(PMDA)
つまり1日1回で、量は0.1mgか0.5mgです。
どちらの量にするかは、医師が体の状態を見て決めます。
飲み忘れたとき
気づいた時点で、その日の分を1回飲んでください。
次に飲む時間が近い場合も、2回分をまとめて飲まないでください。
飲み忘れが続いてしまったときは、次の診察で医師に伝えてください。
飲めていない期間があることを伝えておくと、効果の見方が変わります。
週1回や2日に1回にしてよいか
添付文書の用法は1日1回なので、自分の判断で間隔を空ける飲み方はすすめられません。
費用を抑えたい、副作用が気になるといった理由があるときは、量や飲み方を医師に相談してください。



デュタステリドは体内にとどまる期間が長い薬ですが、それを理由に自分で間隔を空けてよいという説明は添付文書にはありません。飲み方を変えたいときは診察で相談してください。
デュタステリドの副作用
デュタステリドは、承認されている医薬品ですが副作用が報告されています。使用をやめる・続けるは自己判断せず、気になる症状があれば医師に相談してください。
性機能に関する副作用
性欲減退・勃起不全・射精障害は、デュタステリドで報告の多い副作用です。フィナステリドと同様、精神神経系の症状にも注意が必要です。
中止すると改善するとされますが、まれに中止後も持続する例があります。気になる症状が出たら自己判断で中止せず、処方元の医師に相談してください。
乳房の変化
添付文書には、副作用として乳房の変化(女性化乳房・乳頭痛・乳房痛・乳房不快感)が報告されていると記載されています。
乳房の張りや痛み、しこりなどに気づいた場合は、自己判断せず早めに医師に相談してください。
肝機能・気分への影響
デュタステリドは肝臓で代謝されるため、まれに肝機能値の変化(全身倦怠感等)や、抑うつ症状・蕁麻疹が報告されています。
肝機能障害のある方や気分の落ち込みが続く方は、服用前に医師へ伝えてください。
使用できない・注意が必要な人
- 女性(デュタステリドは成人男性のAGAのみが対象です)
- 妊娠中・妊娠している可能性がある方
- 授乳中の方
- 小児
- 重度の肝機能障害がある方
- デュタステリド、または他の5α還元酵素阻害薬に対してアレルギーの既往がある方
妊娠中または妊娠の可能性がある女性は、割れた・砕けたカプセルに触れることも避けてください。
経皮吸収されると、胎児(男児)の生殖器の発育に影響するおそれがあるためです。体内に長くとどまる薬剤なので、妊娠を希望する時期との兼ね合いも医師に相談してください。
また、デュタステリドには前立腺特異抗原(PSA)の値を低下させる作用があります。値が低く出ることで前立腺がんの検診結果に影響する可能性があるため、注意が必要です。
前立腺がんの検診を受ける際は、服用中である旨を必ず担当医師に伝えてください。前立腺の病気で治療中・経過観察中の方は、服用前にも伝えておくと安心です。
服用中の生活で知っておきたいこと
- 献血制限:服用中は献血できません。服用を中止した後も、フィナステリドより長い一定期間(目安6ヶ月程度)は献血できないとされています。体内に長くとどまる薬剤であるためです
- 耐性:長期間服用しても、効果が徐々に弱くなっていくという報告は一般的ではないとされています
- 飲み忘れ:気づいた時点でできるだけ早く1回分を服用してください。次の服用が近い場合は1回分を飲み、2回分をまとめて服用しないでください
なお、クリニックによっては国内未承認の海外製ジェネリックを個人輸入で取り扱う場合があります。
その場合は未承認医薬品としての注意点(入手経路・国内承認薬の有無等)があるため、申し込み前にクリニックへ確認しておくと安心です。個人輸入のリスクはデュタステリドの通販でおすすめのオンラインクリニック8院でも解説しています。
妊活・献血のときに知っておきたいこと(精子への影響、やめてからの期間)
子どもを考えている時期や、献血を予定しているときに関わる注意点があります。
いずれも公的な資料に書かれている範囲で説明します。
精液への影響については、ザガーロの添付文書に臨床試験の結果が載っています。
52週間投与したときの投与前と比べた平均の減少率は、総精子数23%・精液量26%・精子運動率18%でした。
添付文書では、これらはいずれも正常範囲内で、臨床的に重要な変動には至らなかったとされています。
数字は52週間の投与という条件での平均で、個人差があります。
献血については、日本赤十字社が服薬と献血の関係を案内しています。
日本赤十字社の案内には「AGA治療薬(デュタステリド、ザガーロ、アダボート等)」という項目があります。
服薬をやめてから6カ月間は献血できないとされています。
フィナステリドは服薬中止後1カ月とされていて、期間が違います。
献血の予定があるときは、事前に献血ルームか処方元の医師に確認してください。
女性と小児は服用できません。
添付文書には、女性や小児がカプセルから漏れた薬剤に触れないこと、触れた場合は直ちに石鹸と水で洗うことも書かれています。
子どもを考えている時期に服用を続けるかどうかは、自己判断でやめずに医師に相談してください。
パートナーの状況も含めて、治療をどうするかを一緒に決めることになります。
フィナステリド・ミノキシジルとの違い
フィナステリドも同じくDHTの生成を抑える薬剤ですが、主にⅡ型のみを阻害するフィナステリドに対し、デュタステリドはⅠ型・Ⅱ型の両方を阻害するとされています。
「フィナステリドで効果が物足りない」場合の選択肢として紹介されることもありますが、切り替えは自己判断せず医師に相談してください。
ミノキシジルは、血管を拡張して毛包への血流を増やし発毛を後押しする成分で、DHTを抑えるデュタステリドとは仕組みが異なります。
この違いから、クリニックでは両者を組み合わせて処方するプランが提案されることもあります。どの組み合わせが合うかは医師の診察のうえで相談してください。薬剤の比較は事実の紹介であり、特定の薬剤への変更をすすめるものではありません。
まずは無料カウンセリングで、自分に合った薬剤の組み合わせを相談できます。
デュタステリドをやめるとどうなる?


デュタステリドは、服用を続けることでDHTが抑えられた状態が保たれると考えられています。
やめるとDHTを抑える働きがなくなり、数ヶ月かけて服用前の進行ペースに戻るとされています。急に抜け毛が増えるわけではなく、効果の維持には服用の継続が必要という点が特徴です。
体内にとどまる期間がフィナステリドより長いため、やめた後の変化もゆっくり現れる傾向があります。
やめるか迷う場合も自己判断で急に中止せず、処方を受けた医師に相談してください。
よくある質問
- デュタステリドとザガーロは何が違いますか?
-
「ザガーロ」は、デュタステリドを有効成分とするAGA治療薬の先発医薬品のブランド名です。成分自体に違いはありません。特許満了後に販売されているジェネリック医薬品も、同じデュタステリドを有効成分としています。
- アボルブとザガーロは同じ薬ですか?
-
有効成分(デュタステリド)は同じですが、アボルブは前立腺肥大症、ザガーロはAGA治療薬として、それぞれ別の効能・効果で承認されています。薄毛治療なら通常はザガーロ側で処方されます。
- デュタステリドはフィナステリドよりどのくらい効果がありますか?
-
添付文書に掲載されている国際共同試験(24週間)では、頭頂部の毛髪数の変化がデュタステリド0.5mg群で89.6本増加、フィナステリド1mg群で56.5本増加と報告されており、デュタステリド0.5mgの優越性が示されています。
ただし1つの試験結果であり、効果の現れ方には個人差があります。 - デュタステリドは女性でも使えますか?
-
デュタステリドは成人男性のAGAのみを対象とした薬剤で、女性は使用できません。とくに妊娠中・妊娠の可能性がある女性は、割れたカプセルに触れることも避ける必要があります。女性の薄毛治療(FAGA)に対応した医療機関に相談してください。
- デュタステリドはどのくらいで効果を感じますか?
-
フィナステリドと同様に、6ヶ月程度の継続服用が効果を判断するひとつの目安です。服用開始から1〜2ヶ月ほどで一時的に抜け毛が増える「初期脱毛」が起こることもあります。現れ方には個人差があります。
- デュタステリドの副作用にはどんなものがありますか?
-
性欲減退・勃起不全・射精障害が比較的よく報告される副作用です。まれに乳房の変化(女性化乳房等)、肝機能値の変化、抑うつ症状なども報告されています。気になる症状があれば自己判断せず医師に相談してください。
- デュタステリドをやめるとどうなりますか?
-
服用をやめるとDHTを抑える働きがなくなり、数ヶ月かけて服用前の進行ペースに戻っていくとされています。体内にとどまる期間が長いため変化もゆっくり現れやすく、自己判断で急にやめず、まずは処方を受けた医師に相談してください。
- デュタステリド服用中は献血できますか?
-
服用中は献血できません。体内に長くとどまる薬剤のため、服用を中止した後もフィナステリドより長い一定期間(目安6ヶ月程度)は献血を控える必要があるとされています。献血を予定している場合は、事前に献血ルームまたは処方元の医師に確認してください。
- 前立腺の検診を受ける予定がある場合は注意が必要ですか?
-
デュタステリドにはPSA(前立腺特異抗原)の値を低下させる作用があります。検診の前には、服用中であることを必ず医師に伝えてください。
- デュタステリドはやばい薬と言われるのはなぜ?長く飲むとどうなる?
-
女性と小児は服用できない薬で、性機能に関する副作用や乳房の変化が報告されているためです。
体内にとどまる期間が長いことも、やめた後の影響が気になる理由になっています。長く飲んだ場合について、添付文書には52週間投与したときの精液の検査結果が載っています。
投与前と比べた平均の減少率は、総精子数23%・精液量26%・精子運動率18%でした。
いずれも正常範囲内で、臨床的に重要な変動には至らなかったとされています。気になる変化が出たときは、自己判断でやめずに処方を受けた医師に相談してください。
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まとめ
デュタステリドは、5α還元酵素のⅠ型・Ⅱ型両方を阻害してDHTの生成を抑え、AGAの進行を抑制するとされる成分です。国内臨床試験では、フィナステリドに対する優越性を示すデータも報告されています。
先発品のザガーロに加えてジェネリック医薬品も流通しており、いずれも医師の処方が必要な国内承認薬です。
効果の実感には数ヶ月単位の継続服用が必要とされ、副作用や体内にとどまる期間にも個人差があります。
自分に合った薬剤の選び方や、フィナステリド・ミノキシジルとの違いは、無料カウンセリングで相談してみることをおすすめします。








