「明日からもう仕事に行きたくない…」
「退職代行を使ってでも今の職場から離れたい」
退職代行を調べるほど思い詰めている状態は、気づかないうちに心身へ負担がかかっているかもしれません。
朝の吐き気や食欲不振などがあらわれているときは、今までのムリが積み重なってこころが悲鳴を上げていると考えられます。
日々の業務はどうにかこなせていても、自分を追い込み続ける生活はこころをすり減らしてしまうでしょう。
つらさが続いているときはムリをせず、あなたの状態に目を向けることが大切です。
この記事では、退職代行へ依頼する前に休職を選ぶメリットを解説します。ひとりで悩みを抱え込まず、ゆっくりと休息をとるための参考にしてください。
退職代行を調べるほど仕事がつらいときに休職を選ぶ5つのメリット
退職代行を調べるほど仕事がつらいとき、休職を選ぶべきメリットを5つ解説します。
- 退職代行に頼らなくても職場から離れられる
- 傷病手当金を受給して経済的な不安を減らせる
- 治療に専念することで将来に向けた不安を減らせる
- 会社と距離を置きながら今後のキャリアを考えられる
- もし休職後に辞めても失業保険を受け取りやすい
退職代行を利用してすぐに辞める前に、まずは休職という選択肢を知っておくことでこころに余裕が生まれるでしょう。
退職代行に頼らなくても職場から離れられる
休職を選べば、退職代行を使わなくてもトラブルなく職場から離れることができます。
会社側は労働者の安全を守る義務があるため、休職の申し出を断れないからです。[1]
たとえば、診断書を会社へ提出すれば手続きを進められるため、上司の反応を心配する必要はありません。
まずは病院を受診して診断書をもらい、職場から離れる準備を進めてみましょう。
下記の記事では休職を伝えるときのポイントを解説しているので、あわせて参考にしてください。
休職したい疲れたは甘えなのか|考えるべきサインや伝えるポイントも
傷病手当金を受給して経済的な不安を減らせる
傷病手当金を利用すれば、休職中であっても当面の生活費を確保できます。
規定の条件を満たすことで、これまでの給料を平均した約3分の2が支給されるためです。[2]
休職中も毎月の収入が確保できれば家賃や食費の心配がなくなり、貯金を切り崩す焦りもやわらぎます。
お金の不安がなくなるだけで、安心して休めるようになるでしょう。
傷病手当金に頼りながら、今はゆっくり休むことを考えてみてください。
治療に専念することで将来に向けた不安を減らせる
休職することで治療に専念でき、将来に向けた不安を減らせるようになります。
心身が疲れている状態では、解決策を考える余裕を持てません。
ゆっくり休んで気持ちを落ち着かせていくと「また働いてみようかな」と、これからの働き方を考える気力が少しずつ湧いてくるでしょう。
焦らずに心身のエネルギーをたくわえることが、将来への自信を取り戻すきっかけになります。
心身の健康を取り戻すための治療から始めてください。

まずは、ゆっくり休みましょう
会社と距離を置きながら今後のキャリアを考えられる
毎日の業務から離れることで、あなたが本当に望む働き方を冷静に考えられます。
「明日も仕事に行かなければ」と追い詰められた状態では、どうしても今のつらさから逃げることしか考えられなくなってしまうからです。
休職をしてこころにゆとりを取り戻せば、元の職場へ戻るか、別の環境へ移るかを判断できるようになるでしょう。
もし休職後に辞めても失業保険を受け取りやすい
もし休職後に退職することになっても、休職期間を経ていれば、失業保険をスムーズに受け取りやすくなる可能性があります。
休職してから退職することで、病気が理由の「特定理由離職者」として認められやすくなるためです。[3]
自己都合退職とは異なり、1~3か月の給付制限が免除されるケースがあるため、退職後の経済的な不安をやわらげることができます。[3]
いざ退職を選ぶときも生活の支えになってくれるため、まずは休職を挟んで心身を休める方法も検討してみてください。
休職に必要な診断書を精神科でもらうまでの流れ
精神科や心療内科へ相談して手続きを進めるまでの手順を3つ解説します。
それぞれのステップを見ていきましょう。
ステップ1:精神科や心療内科のクリニックを予約する
診断書をもらうために、まずは精神科や心療内科のクリニックを予約しましょう。
医師の診察を受けなければ、休職に必要な診断書を発行してもらえません。
病院選びに迷ったときは、自宅からムリなく通える範囲のクリニックを選ぶのがポイントです。
心身が疲れている状態でも通院の負担を軽くでき、予約の際に「休職を考えている」と伝えておくと当日の診察もスムーズになります。ひとりで悩まずに病院に頼る行動が、今の状況から抜け出すきっかけになります。
新宿・秋葉原・横浜・大阪梅田・博多にあるおおかみこころのクリニックでは、対面診療・オンライン診療を行っています。最短で当日に診断書を発行できるため、休職を検討していたらお気軽にご相談ください。
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ステップ2:医師へ仕事のつらさや現の症状を伝える
診察の日は、医師へ仕事のつらさや不調を伝えてください。
医師はあなたの症状や職場の状況を総合的に判断して、休職が必要かどうかの方針を決めます。
「よく眠れない」「朝吐き気がする」といった身体の不調、職場でどのようなストレスを感じているかを話しましょう。
うまく言葉にできるか不安なときはあらかじめメモに書き出しておき、そのまま医師へ渡す方法も試してみてください。
ステップ3:診断書を受け取り会社の人事や上司に提出する
医師から診断書を受け取ったら、会社へ提出して休職の手続きを進めましょう。
基本的には直属の上司や人事部へ渡して調整を進めてもらいます。
もしどうしても出社できないときは、郵送やメールでの提出もできないか相談してください。
下記の記事では突然休職しても迷惑をかけない対策を紹介しているので、参考にしてください。
突然の休職は周囲に迷惑をかけてしまう?対策や相談できる場を紹介
退職代行を使わずに休職するための事前準備
退職代行を使わずに休職するための事前準備には、次の3つがあります。
完璧な準備をする必要はないので、あなたが「これならできそう」と思ったものから取り組んでください。
業務の引き継ぎを済ませておく
休職に入る前には、業務の引き継ぎを済ませておきましょう。
事前に担当を変えておけば、休んでいる間に職場から何度も確認の連絡が来るのを防げます。
完璧な引き継ぎ資料をつくる必要はなく、以下の項目をメモに残すだけで十分です。
- 期限
- 担当者の名前
- 進行中のタスク
あなたが安心して休むためにも、速やかに引き継ぎを終わらせて職場を離れる準備を進めてください。
会社との連絡ルールを事前に決める
休職するためには、会社との連絡ルールを事前に決めることが大切です。
会社側はあなたの状況を確認する必要があるため、まったく連絡を絶ってしまうと、かえって頻繁な着信やトラブルを招く可能性があります。
たとえば「体調が不安定なので状況報告は月に1回、人事担当の方だけにお願いしたい」と、負担にならない最低限のペースを会社に相談してみましょう。
会社と話し合ってお互いが納得する形を作っておくことで「いつ上司から電話が来るか分からない」という不安をなくし、安心して休めるようになります。

どうしたいのか希望をまとめておくとスムーズに話し合えるでしょう
復職や今後のキャリアは休んでから考える
復職や転職などの今後のキャリアは、今すぐ決めるのではなくしっかりと休んでから考えましょう。
疲れきった状態で先のことを考えても、不安ばかりが膨らんでしまい、正しい判断ができなくなってしまうからです。
休職する初日から「いつ復帰できるだろう」と悩んでしまうと、気持ちが休まりません。
まずは治療と休養に専念しこころにゆとりが戻ってから、少しずつ未来の働き方を想像していきましょう。
下記の記事では休職中の過ごし方を紹介しているので、あわせて参考にしてください。
まとめ
退職代行を調べるほど仕事がつらい状態は、毎日のストレスによる心身の疲れがおもな理由として考えられます。
いきなり退職代行を使って辞めてしまう前に、まずは病院で診断書をもらい、休職して休める環境をつくってみましょう。
休職は、次のステップに向けたエネルギーをたくわえるために必要な期間です。
傷病手当金や失業保険も活用しながら、少しずつ仕事の焦りを手放し、心身を休ませる時間を取り戻していくことが大切です。
もし退職代行を使ってでも辞めたいときは、ムリをせず早めに病院を頼ってください。
新宿・秋葉原・横浜・大阪梅田・博多にあるおおかみこころのクリニックでは、こうした心身の不調に関するご相談を受け付けております。
「仕事に行きたくない」「とにかく休みたい」といったお悩みをひとりで抱え込まず、お気軽にお問い合わせください。
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【参考文献】
[1]働くときの権利と義務|確かめよう労働条件
https://www.check-roudou.mhlw.go.jp/study/introduction.html
[2]傷病手当金について|厚生労働省
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/benefit/injury_and_sickness_allowance/index.html
[3]離職された皆様へ|東京労働局職業安定部
https://jsite.mhlw.go.jp/tokyo-hellowork/content/contents/002349332.pdf








