何かしていないと落ち着かないときの対処法5選!心身に出るサインも










「何かしていないと落ち着かない…」

「休むのはサボっているようで罪悪感がある」

常に予定を入れていないと不安になる状態は、気づかないうちに心身へ負担がかかっているかもしれません。

何かしていないと落ち着かない理由は、過度なストレスや情報過多による脳の疲労が考えられます。

毎日の仕事はこなせていても、自分を追い込み続ける生活はいずれ心身の限界を迎えてしまうでしょう。

つらさが続いているときはムリをせずに、心身の状態に目を向けることが大切です。 

この記事では、何かしていないと不安で落ち着かない理由や対処法を解説します。あなたに合ったリラックス方法を見つけ、心身の健康を取り戻すための参考にしてください。

何かしていないと不安で落ち着かない理由

何かしていないと不安で落ち着かない理由には、次の3つがあります。

現代の生活習慣や真面目な性格が、不安な気持ちにさせているのかもしれません。

あなたの状況と照らし合わせながら見ていきましょう。

「休む=サボり」と思っている

心身を休めることをサボりだと思っていると、何かしていないと落ち着かない状態になってしまいます。

とくに、真面目で責任感が強いほど、まわりから遅れをとる不安から常に努力し続けようとするでしょう。

たとえば、予定がない休日に家で横になっているだけで「時間を無駄にしている」と焦りを感じてしまいます。

結果として休むことがストレスになり、無意識に別の作業をしてしまうのです。

心身を回復させるために、まずは休むことに対する考え方を少しずつ変えてみましょう。

こころちゃん
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こころの回復中です

スマホで色々な情報を受け取り過ぎている

スマホから色々な情報を取り入れる生活は、脳を興奮状態にさせます。次々と流れるSNSや動画により、脳が休まる時間がなくなってしまうのです。

たとえば、次々と流れてくる短い動画をスワイプし続けていると、身体は横になっていても頭の中は情報処理に追われてしまいます。

このように脳に刺激を与え続けると、いざスマホを手放して目を閉じても、脳の興奮状態はすぐには収まりません。

無意識のうちに脳を疲れさせないよう、意図的にデジタル機器から離れる時間を持ちましょう。

いろんなことをやりすぎて興奮状態にある

仕事やプライベートの予定を詰め込みすぎると、身体は疲れていても脳は目覚め続けてしまいます。

常に「あれもこれもこなさなければ」と焦る感情が、心身を休ませてくれないためです。

たとえば、休日に家でゆっくりしようとしても、頭の中では「やることを終わらせなきゃ」と考えてしまうケースがあります。

脳が活動し続けているため、ただじっとしているだけでも不安を感じて落ち着きません。

過密なスケジュールを一度見直し、あえて予定を入れない空白の時間を設けてみることが大切です。

何かしていないと落ち着かないときの対処法

何かしていないと落ち着かないときには、次の5つの対処法があります。

始めやすいと思うものから実践し、心身を休ませましょう。

温かい飲み物でリラックスする

温かい飲み物をゆっくりと味わう時間は、忙しく働き続ける心身を一旦リセットするのに役立ちます。

飲み物の香りやマグカップから伝わる温かさに意識を向けることで、焦りからくる興奮が自然とやわらぎやすくなるためです。

ノンカフェインのカモミールティーやホットミルクなどを、少しずつ飲みましょう。

カフェインは脳を覚醒させる作用があるため、心身を休ませたいときには控えましょう。[1]

温かいマグカップを両手で包み込むように持ち、呼吸を整えながら少しずつ飲み進めてみてください。

作業の手を止めてホッと一息つく時間をつくることが、こころを落ち着かせるために大切です。

こころちゃん
こころちゃん

ホッと一息つきましょう♪

スマホを遠ざけて情報から離れる

意図的にスマホを見ない環境を用意し、情報を受け取り過ぎないようにしましょう。

次々とくるSNSの通知や新しいニュースが、気づかないうちに脳を疲れさせてしまうからです。

寝る前は別の部屋にスマホを置いたり、物理的に触れないようにする「タイムロッキングコンテナ」に入れたりするなど、距離をとる工夫をしてみましょう。

手元にあるとつい触ってしまうときは、通知設定をオフにして見えない場所にしまうのも有効です。

視覚的な刺激を減らすことで、自然と気持ちが落ち着いてくるでしょう。

デジタル機器から離れる時間をつくり、情報に追われない環境をととのえてみてください。

頭の中にある考えを紙に書き出す

抱えている不安をすべて紙に書き出すことは、頭の中を整理するのに役立ちます。

焦りや不安を文字にして視覚化することで、落ち着いて考えられるようになるからです。[2]

たとえば「メールの返信をしなければ」「部屋の掃除もやらなきゃ」などのやることから「なんだか将来が不安」といった漠然とした感情まで、思いつくままにノートへ書き出してみてください。

書き出したものを眺めて、いつやるかを仕分けるだけでもこころの負担が軽くなります。

頭の中だけで考えていると不安がどんどん膨らんでしまい、余計に焦りが増してしまいます。

漠然とした不安をいったん外へ吐き出し、冷静に自分の状況を振り返る時間をつくりましょう。

散歩やストレッチなどで身体を動かす

じっとしているのが苦しいときは、軽く身体を動かしてみましょう。適度な運動は筋肉の緊張をほぐし、気分をリフレッシュさせる効果が見込めます。[3]

たとえば、家の近所を10分ほど散歩したり、深呼吸しながら肩回りのストレッチをしたりしましょう。

激しいスポーツではなく、あくまで息が上がらない程度の軽い動きにすることが大切です。

何かしていないと落ち着かないときは、あなたが心地よいと感じる簡単な動きを取り入れてみてください。

「休むのも大事な時間」と考え方を変える

何もしない時間をサボりではなく、エネルギーを充電する期間だと考え方を変えてみてください。

休息への罪悪感が減るにつれて、常に動かなければならない焦りが落ち着いてくるでしょう。

休日に横になる自分を責めず「明日のために回復している最中だ」と労わってあげるのも大切です。

最初は抵抗があるかもしれませんが、考え方を変えると休むことを前向きに捉えられるようになります。

予定を詰め込んで自分を追い込む生活は、少しずつ心身の疲れをため込んでしまう可能性があります。

まずは、何もしない自分を許す意識を持つことから始めましょう。

「何かしていないと落ち着かない」が長引くときに心身に出るサイン

何かしていないと落ち着かない状態が長期間続くと、ひとりだけでは対処しきれない心身のサインがあらわれるケースがあります。

ここでは、知っておきたい3つの症状と関連する病気を解説します。

あてはまる症状があるときは、早めに病院へ相談しましょう。

気分が落ち込む

何かしていないと焦る感覚に加えて気分が落ち込むときは、うつ病のサインである可能性があります。[3]

焦りや憂うつな気分が消えないのは、心身を動かすためのエネルギーが不足してきているからです。。

身体のエネルギーが空っぽなのに「休んじゃダメだ」と焦る気持ちだけが空回りするような状態が見られるようになります。

疲れ切っているのに休めないと「どうして休めないんだろう」と自分を責めてしまい、余計につらくなってしまいます。

気分の落ち込みが長引くときはひとりで抱え込まず、まずは一度クリニックでご相談ください。

新宿・秋葉原・横浜・大阪梅田・博多にあるおおかみこころのクリニックではオンライン診療を実施しています。

自宅にいながら診察を受けられるため、待ち時間を気にする必要はありません。

症状に悩んだときはお気軽にお問い合わせください。

当日予約・自宅で薬の受け取り可能

身体の筋肉が緊張する

強い不安から筋肉がこわばり落ち着かないときは「何かしていないと落ち着かない」が長引くことがあります。

不安感はこころの不調だけでなく、筋肉の緊張といった身体的な症状を引き起こすことがあるためです。

たとえば、職場で電話に出るだけで緊張したり、日常的なメールの返信で「間違えていないか」と不安になったりする状態が挙げられます。

不安が続くと常に肩や首に力が入り、リラックスしようとしても身体のこわばりをやわらげられなくなってしまうケースもあるのです。

じっとしていられないほどの緊張感が続くときは、全般不安症の可能性があります。[4]

身体の症状がつらいときはムリをせずに、病院を頼りましょう。

こころちゃん
こころちゃん

ひとりで抱え込まないでくださいね

注意力が散漫になる

注意力が散漫になりミスが目立つことは、心身の不調を知らせるサインかもしれません。

集中力の低下や不注意といった症状は疲労だけでなく、ADHD(注意欠如・多動症)が背景に隠れているケースもあるためです。[5]

たとえば、整理整頓が極端に苦手になったり、仕事で頻繁に無くし物をしたりするといった様子が見られるようになります。

常にソワソワして落ち着きがない症状も、あらわれる可能性があります。

毎日なんとか仕事をこなしていても生活に支障が出ていると感じるなら、病院を頼ることも考えましょう。

性格の問題だと片付けず、医師のサポートを受けることも検討してみてください。

まとめ

何かしていないと落ち着かない状態は、性格や情報過多による脳の疲れがおもな理由として考えられます。

休む時間に罪悪感を抱きやすいかもしれませんが、気づかないうちに心身の限界が近づいているのかもしれません。

まずはスマホから離れる時間を設け、温かい飲み物でホッとリラックスできる環境をつくってみましょう。

何もしない時間は決してサボりではなく、次の活動に向けたエネルギーをたくわえるために必要な期間です。

あなたに合った方法で少しずつ焦りを手放して、心身を休ませる時間を取り戻してください。

もし気分の落ち込みや強い不安が長引くときは、ムリをせず早めに病院を頼ってください。

新宿・秋葉原・横浜・大阪梅田・博多にあるおおかみこころのクリニックでも、こうした心身の不調に関するご相談を受け付けております。

「うまく休めなくてつらい」「常にソワソワしてしまう」といったお悩みをひとりで抱え込まず、まずは一度お気軽にお問い合わせください。

当日予約・自宅で薬の受け取り可能

【参考文献】
[1]不眠症|健康日本21アクション支援システム
https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/heart/k-02-001

[2]今の気持ちを書いてみる|こころもメンテしよう ~若者を支えるメンタルヘルスサイト~
https://www.mhlw.go.jp/kokoro/youth/stress/self/self_02.html

[3]うつ病|こころの情報サイト
https://kokoro.ncnp.go.jp/disease.php?@uid=9D2BdBaF8nGgVLbL

[4]大坪天平先生に「全般不安症(GAD)」を訊く|公益社団法人 日本精神神経学会
https://www.jspn.or.jp/modules/forpublic/index.php?content_id=53

[5]今村明先生に「ADHD」を訊く|公益社団法人 日本精神神経学会
https://www.jspn.or.jp/modules/forpublic/index.php?content_id=39

執筆者:浅田 愼太郎

監修者:浅田 愼太郎

新宿にあるおおかみこころのクリニックの診療部長です。心の悩みを気軽に相談できる環境を提供し、早期対応を重視しています。また、夜間診療にも力を入れており、患者の日常生活が快適になるようサポートしています。




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